秋の通勤服はこう着る!

この秋買うものは決めましたか?
暑い8月が過ぎると秋目前。
今から何を着ようかワクワクしますよね。
せっかくなら今年のトレンドも抑えておきたい皆さまのために、
スタイリスト「りさ」さんに
今季のトレンドと通勤服の着こなし方をご紹介いただきました。

秋の王道にして頂点
"チェック柄"
チェックといっても、様々な種類があるのをご存知ですか?
チェックのデザインや色味・シルエットでいろんな顔を見せてくれるチェック柄は、
コーデの派閥を気にせず取り入れることができる秋の王道デザイン。
オフィスルールによって色使いをチョイスするのがポイント。

グレンチェック×ジャケット
で上品なオフィスコーデに
チェック柄のジャケットはトレンドを抑えつつ、きちんと感も外さない優秀アイテム。
存在感があるので、他の服を黒でまとめてチェックジャケットをコーデの主役に。上品な印象のグレンチェックなら、派手になりすぎずオフィスでも浮かないので取り入れやすいデザイン。


ワンピース:ブラック/M、トップス:ブラック/M、ジャケット:<ダブルブレストジャケット>ブラウンチェック/M、靴:ブラック(スエード)/23.0cm〜23.5cm、バッグ:ワインレッド
ワントーンチェックで
秋の大人っぽコーデに

チェックアイテムの中でもパンツは着回しやすくコーデしやすいアイテム。ロングパンツにチェックをオンしてヒールを合わせることで、あどけなさが消えて大人っぽい仕上がりに。
ワントーンでまとめると派手さが落ち着いて一気にオフィスコーデに変身。


トップス:イエロー(7分袖)/M、パンツ:ベージュ系/M、靴:オーク(スエード)/36(23.0cm〜23.5cm)、バッグ:モカ
チェックのスカートで
秋を思いっきり楽しむ

チェックのプリーツスカートにくすみカラーのトップスを合わせて、秋をとことん楽しむ装いに。
一見すると派手に見えやすい大柄チェックだが、くすみカラーでトーンダウンすることでオフィスでも挑戦できるようにするのがポイント。

トップス:ブルー(プリーツタイプ)/M(クルーネック)、スカート:イエロー/M、靴:モカ/M、バッグ:ブラウン

秋にこそ輝くカラー
"チョコレートブラウン"
深みのあるチョコレートブラウンは、
まるで秋を象徴するかのような色合いでシックな装いを叶えるカラー。
モノトーンとも相性が良く手持ちのアイテムと合わせやすいのも、
今季トレンドになる理由の1つかもしれません。

レイヤードワンピで
大人の甘めコーの完成
チョコブラウンのニットワンピは、一枚着るだけで秋コーデが完成する優秀アイテム。
レイヤードスタイルを楽しめるデザインなのも嬉しいポイント。

ワンピース:モカブラウン/M、靴:ゴールド(グリッター)/38(23.5cm〜24.0cm)、バッグ:パープルピンク
かっこいい私は足元から
アニマル柄をさりげなく

シンプルな色合わせのコーデには、アニマル柄のブラウンパンプスをオン。今季トレンドのアニマル柄は、面積の狭い靴に取り入れると派手過ぎずオフィスでも浮きづらい。
ジャケットと靴をブラウンでまとめてかっちりコーデに。


ジャケット:ブラウン/M、トップス:ブラック/フリー、パンツ:ブラック(ノーマルタイプ)/M、靴:レオパード(スエード)×ブラウン/L(24.0cm)、バッグ:ブルー
ビタミンカラー×ブラウンで
オフィスの視線を釘付け

チョコレートブラウンは様々なカラーと相性抜群。
今回のコーデのようなパキッとした緑を筆頭にイエローやピンク、紫など、いずれもはっきりした色と合わせやすいカラー。
普段のブラウンコーデを今っぽコーデにアップデート。

トップス:ブラウン(プリーツタイプ)/M(ハイネック)、カーディガン:ブラウン/M、スカート:ライトグリーン/M(マキシ)、靴:ブラウン/24cm、バッグ:千鳥格子柄
秋の並木道に映える
レトロ感漂うオフィスコーデ

レトロ感漂う秋のオフィスコーデは、チョコブラウンのスカートと、同トーンのカーディガンを使ってワントーンで仕上げるのがポイント。
立体感のあるシャギーカーディガンはコーデにメリハリが付くので、のっぺりした印象も軽減。

トップス:グレージュ/M、カーディガン:ベージュ/M、スカート:ブラウン/フリーサイズ、靴:1033ベージュPU/L(24.0~24.5cm)、バッグ:マスタード

きちんと感の中にのぞく幼さ
"プレッピースタイル"
モダンなタッチを加えたオフィスルックが目立つ今シーズンは、ジャケットやシャツ、カーディガンといったグッドガールなアイテムを巧みに取り入れたプレッピースタイルがトレンド。
元が「制服のような」装いなので、オフィススタイルにも取り入れやすいのが特徴。
幼くなりすぎないように、紺や黒など大人っぽい印象の色を使うのがポイント。

プレッピーの王道スタイル
紺ブレで作る通勤コーデ
プレッピースタイルといえば紺ブレ。
ボウタイブラウスを合わせてより制服感を演出した装いは、きちんと感の中にもどこかあどけなさが残るコーデに。
子供っぽくならないように、バッグや靴・時計などの小物をかっちりしたデザインで揃えるのがポイント。


トップス:ベージュ/M、ジャケット:ネイビー(ストライプ)/M、パンツ:ホワイト/M、靴:1220ダークブラウンクロコPU/38(24.0cm)、バッグ:ブラウン
シンプルなオフィスコーデには
小物でアクセントを

シンプルになりがちなオフィスコーデには、小物使いで個性を出すのがおすすめ。単色のストールだと色合わせが難しいところ、複数の色が入っているチェック柄ならどれか1色でもメインアイテムにあれば統一感が出しやすいのもポイント。
首元にボリュームを持ってくることで小顔効果も。

トップス:ライトベージュ/M、スカート:ピンクブラウン/フリーサイズ、靴:クロコブラウン(Dタイプ)/38(24.0cm)、バッグ:エトゥープ、マフラー:BEIGE/PINK
とことん楽しむ制服スタイルは
黒でしめて大人っぽく

どうせなら、プレッピースタイルの雰囲気を全面に出したコーデも楽しみたいところ。
モノトーンで統一することで大人の上品さを損なわず、オフィスでも馴染む装いに。
差し色の赤ソックスが秋ならではのポイント。

カーディガン:ブラック/M、トップス:ホワイト/M、パンツ:グレーネイビー系/M、靴:ブラッククロコ/38(24.0cm)、靴下:レッド/23~25cm

監修
スタイリストりさ
スタイリスト歴15年、TVや雑誌でのコーデ50,000以上の実績を持ち、SNSでのスタイリング解説が人気のベテランスタイリスト。
「昔は田舎のビン底メガネの垢ぬけない中学生だった」というご本人、自分自身をおしゃれにするにはどうしたら良いのか、徹底的にスタイリングを学び、研究して得た知識と、誰にでも分かりやすく説明する能力が武器。
「なぜこの服にはこれが合うのか」
「どうしてこれだとバランスが崩れて見えるのか」
など装いの仕組みを伝え、スタイリングの価値を多くの人に届けている。
@stylist_risa_1130
@stylist_risa